長崎市内探訪(2 [旧長崎水族館の現在]

現在、長崎市宿町の「ペンギン水族館」という小規模な水族館が営業中ですが、
かつてその場所は1959年-1998年の39年間、市民に親しまれてきた「長崎水族館」がありました。
自分も幼少期に親に連れて行ってもらったことがあり、写真も残っています。
その頃の記憶としてはかすかにしか残っていませんが、
キングペンギンの飼育年数が世界最長であるという記録も持っていて、
他にペンギンに関する記録で日本記録も数ある、素晴らしい水族館なのです。

しかし集客の減少などから赤字経営を拭う事ができず、1998年3月末をもって閉館となりました。
その後、施設の経営は行政に委ねられ、移転先に長崎市三重町や現在「水辺の森公園」となっている
常磐町が上がったものの、宿町地域住民の移転反対などもあり難航。

結局は規模を縮小し、旧長崎水族館の敷地の隅っこに「ペンギン水族館」は完成、
2001年4月にオープンして来年で10周年ということになりますね。

そんな旧長崎水族館の跡地は「長崎総合科学大学」が38億円という価格で買い取り、
現在は大学の校舎が建っているのですが・・

昭和49年の航空写真で見る長崎水族館。
敷地内にはジェットコースターもありましたが、肝心の水槽が展示されているスペースは、
西海橋水族館とあまり大差ない狭さだったようです。

水族館の下方に見える長方形のスペースは「網場プール」ですね。
注目してほしいのは、写真の中央付近に飛行機らしき物体が見えることです。

それはコレ、西海町にある個人所有の廃飛行機。
もともとは長崎水族館にあったものなのでした。

そして現在の長崎水族館跡地。
敷地の隅っこ、写真で言えば中央やや下ら辺にある長方形の建物がペンギン水族館になります。
網場プールは規模が小さくなり、水族館の駐車場へと変わっています。

注目の長崎総合科学大学の新校舎と周辺キャンパスは
旧長崎水族館の形とあまり変わっていないように見えますね。

総科大の校舎を見てみましょう。

新校舎にしては校舎に続く階段やなんかが古びていますが、
実は旧長崎水族館のものをそのまま最利用しているんですね。

そして校舎は新築部分と水族館の建物を合体させるという合わせ技。

以前と同じ佇まいを残す、2階部分への連絡橋と水族館施設部分。

ユニークな螺旋階段の下にはチケット売り場的な施設が残ったまま。

若干手直しされている部分もあるけれど、見た目はあの懐かしい水族館のままです。

動物達が飼育されていたスペースもそのままに。

ここはペンギン達が展示されていたスペース。

大学の校舎であるにもかかわらず、「長崎水族館」の文字は残されています。

ほとんど無くなっていた記憶がここに来てたくさん甦ったような気がしました。
大学とはまったく関係ない様々なスペースを当時のまま残しているのは、
以前からこの付近にキャンパスを持つ、総科大の粋なはからいなのかもしれません。

旧長崎水族館の記憶はこうやっていつまでも続いていくんでしょうね。
ちなみにペンギン水族館にはまだ行ったことがありません。。。

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長崎市内探訪(2 [旧長崎水族館の現在]」への2件のフィードバック

  1. 長崎水族館、今はこういう状態なのですね私もここはちょっと縁がありまして・・・^^;ひっじょーに興味深い記事とお写真ありがとうございます♪

  2. ponichiさん>一体どんな縁があるんでしょう?それの方が興味深いですけど(笑自分も気になってて行ってみたら、大学キャンパスとして整備していない部分がたくさんあったので、なんだか少し嬉しかったです。

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