小佐々町矢岳の道路上に架かるこの橋、
以前から気になってたんですが、一体何のためにあるんでしょうか?
車も一台は通れるくらいの幅があり、右手は藪の中、左手は海へ向かっていますが。。
上に登ってみた。
かなりしっかりした丈夫な橋ですが、見ての通り上に登ってみても用途不明です。
矢岳というと矢岳炭鉱を思い出しますが、その場所からはしばらく走った場所にあります。
でも北松炭田は各所に数多く存在していたはずなので、
ここにも炭鉱があっても不思議ではありませんから、きっと炭鉱関連の遺物でしょう。
そんな風に勝手に思いつつ、調べてみましたところ、
この付近には麻生産業が開発した炭鉱があることがわかりました。
場所はこの辺。
炭鉱名は岳下炭鉱で多分間違いないかと思います。
よく見ると、細い道を挟んで左手と右手にそれぞれホッパーらしき物体が見えますね。
とりあえずその場所へ行ってみることに。
まずはすぐわかる場所のホッパー。
先ほどの橋の横にある細い道を突き当りまで行くとあっという間に見つかります。
そもそも岳下炭鉱は明治末期に開発された炭鉱のようですが、
それを昭和4年に麻生産業が買収して再開発。
閉山は昭和40年、ということまではわかりましたがそれ以上の情報はありません。
閉山から45年が経過していますが、まだまだ丈夫そうなホッパーでした。
この他にももうちょっと大きなホッパーがあるはずなんですが、
この通り雑草が生い茂り、侵入はかなり困難な状況にあります。
周囲をしばらく歩いてみましたが、付近をうかがうにも至りません。
冬になればもっと歩きやすい状態になるかもしれませんから、
そのうちまた何かのついでに寄ってみようかと思いますね。
以上、岳下炭鉱でした。
Beautiful study of the abandoned bridge which does not seem to have any purpose ! Great wide angle shots.
んぬごご、これまたしっかりとした作りの力強いホッパーで…!この季節、草も凄まじいけど蚊も凄まじいですよね…今年も100カ所以上は喰われてますよ…トホホ。九州は素敵な廃墟さんの宝庫で、本当羨ましい…。最近は、有名廃墟の荒らしが著しいので、とても由々しい事ですん。。
Wong>I search for the coal mine mark that no one still finds every day. Thank you:)
星野さん>なかなかいい感じの状態で残っていました。今年の気象は以上でしたよね。。蚊も異常に多いし、なんといっても蜘蛛が多い。自分にしてみたら北の廃墟も相当羨ましいですけど(笑っていうかまず九州外の廃墟に行きたいな。。