崎戸炭鉱:発電所煙突解体へ。

先日の長崎新聞によると、崎戸町の旧炭鉱時代の発電所の煙突が解体されるという。
現在煙突には足場が組まれ、解体作業は3月には終了するとのこと。

この2本の煙突の正式な名称は、「餅小島赤煉瓦煙突」「餅小島コンクリート煙突」というらしい。
赤煉瓦煙突は大正期、コンクリート煙突は昭和期に建てられたものである。

所有の三菱マテリアル社は2006年より旧炭鉱遺構の解体計画を進めており、
現在までに24遺構中14遺構を解体、映画「バトルロワイアル2」に使用された美崎アパートや、
平和寮、映画館などがすでになくなっており、旧炭鉱時代の面影は徐々になくなりつつあった。

その中でも崎戸を象徴するランドマーク的存在であった2本の煙突は、
自分も大好きな景観であり、これまで何度となく撮影してきた遺構だった。
何より僕にとっては初めて炭鉱の写真を撮った場所でもあり、この決定は本当に残念。

西海市は残りの遺構について保存の方向で検討しているというが、
これからどれほどの遺構が保存されていくのか。
煙突の近くにある選炭場や貯炭槽も崩壊が激しく、安全面から次なる解体の標的であるとも思われ、
炭鉱時代の大きな遺構は近年のうちに何もなくなってしまいそう。
崎戸町に来てまず目につくこの煙突が消滅すると、景観としての崎戸町の魅力は大幅に半減する。

もう本当に残念というしかありませんね。
とはいえ、僕らのような廃墟探索をする人間にも、解体を急がせてしまった責任があると言えるのかな。

以下は2010年末に撮った、最新の、そして完全な形での最後の発電所煙突の写真です。

僕自身がこのような近接距離で煙突を撮ったのはこれが初めて。
しかしこの付近はそれ以前より多くの廃墟探索家が立ち入った形跡が残っていました。

以下は同日に撮ったフィルム写真です。

赤煉瓦煙突上に生えたあの木を見ることはもう出来ない状況になってきました。

中央に見えるのは貯炭槽。右側に見える煙突も炭鉱の遺構です。
これも近々解体されてなくなってしまうのでしょうか。

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2件のコメント 追加

  1. Superb illustration of a great POV.

  2. YOSUKE より:

    >WongThank you very much!Taken in such proximity, can not place many times.

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