西海橋水族館の冬(4) -Obsolete, but also the new construction-

先週の雪が嘘のように、今週の気温は異常なほど上がっています。
3℃しかなかった気温は10℃以上上がり、春の陽気です。

本日で西海橋水族館の冬も最後の記事となります。

また長崎に大量の雪が降るのは何年後なんでしょうかね?
だいたいほぼ毎年雪は降りますけど、あんなに積るのはまたしばらく無いかも。
今回は廃墟の雪景色を撮れて、とてもラッキィでした。

ここ西海橋水族館は、窓という窓がほとんど割られています。
割られているのか、老朽して歪んだ建物のせいで割れたのか、
それはちょっとわかりません。
訪問者も結構多いようなので、割られた可能性は高いです。
破壊活動の何が楽しいのかわかりませんけどね。

佐世保では新しい水族館、「海きらら」が今、人気です。
九十九島に生息する海洋生物がたくさん飼育されています。

西海橋水族館の建物は非常に小規模で、
建物内の水槽など見てまわっても10分あれば充分な感じなんですね。
ほかにはイルカ池でのバンドウイルカのショーぐらいしか見所はなかったようです。

閉館は昭和40年代後半か、昭和50年代かと思われますが、
見所少なく西海橋の眼下にあるという場所的なものもあり、
潰れるべくして潰れたという感じでしょうか。

水族館の2階部分の床はひび割れていつか崩壊してしまいそう。

雪が降り積もったイルカ池周辺。
冷たい色に染まり、より一層寂しさを強調しています。

水族館2階から見る2つの西海橋。
時代の波に呑まれ消えていった水族館と、
新しく建設された新西海橋。
廃れいくものと新しく造られたもの、どちらも目玉といえば目玉。
ただその佇まいはあまりにも対照的であります。

以上、雪の西海橋水族館でした。

今回の大雪は9年ぶりと前にも書きましたが、
9年前と言えば2001年。

2001年と言えば?答えは明日です(笑

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