佐賀県:池原いなかの学校(1 [旧池原小学校]

佐賀県唐津市七山池原にある木造の小学校、池原いなかの学校に行ったのは、
まだ夏の暑さが残る9月だったと思います。

旧池原小学校跡は、静かな山中の集落の公民館のような役割で再利用されているようです。
閉校時期など詳しいことは調べていませんが、100周年の碑に、昭和52年と記されていますから、
開校は1877年(明治10年)と思われます。

創立から130年が経過している木造小学校、
その建物にはたくさんの卒業生の思い出が詰まっているはず。

なかなか木造の小学校に足を運ぶ機会がありませんから、
自分にとっても興味深い場所でありました。

9月の真青な空の下、池原小学校の校舎は佇んでいました。
見るからに歴史のある校舎であることがわかります。

校舎入り口の右手に小さな池がありますが、その中央にはおそらく二宮尊徳の像があったはず。
今は土台のみ残っていて像はありませんでした。

運動場も草が綺麗に刈られ、校舎の保存状態もとてもいい。

倉庫には掃除用具やいろいろな物が置いてあります。

校舎裏手です。

右手の棟はトイレですね。
トイレは建屋内で男女に分かれていました。

校舎裏手には無人の長屋が建っています。校舎よりは新しい建屋ですね。
ここは市の中心からはかなり離れていますから、職員社宅だったのかもしれません。

佐賀県:池原いなかの学校(1 [旧池原小学校]” への4件のフィードバック

  1. 多くの子供達の姿、さまざまな声があちこちから溢れていたかつての様子が目に浮かぶようです。今でも誰かからそっと見られているような気配がしませんか?! からっとした明るい日差しと愛情と工夫が溢れる作りが救いですね。

  2. 校舎のガラスも割れてなさそうだし、凄く保存状態が良いので、明日にでも小学生が登校してきてもおかしくない感じですね。空の青が素晴らしすぎる…。

  3. Anzuさん>そうそう、廃校の校舎とかを寂しい色にしたくないので、ものすごく天気のいい日を選んで行って来たんですよ。ほんと、いろいろと想像を掻き立てられる佇まいです。そこら辺から子供達がワーッと出てきそうです。

  4. Y.Ikedaさん>本当に状態のいい校舎ですよね。地域の方々が丁寧に掃除や整備されているようです。この日も校庭で付近の方に逢いましたよ。いつでも学校再開できそうですよね。常に青空は入れておきたいので、なるべく天気のいい日に、色鮮やかに残すことを心がけています。

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