長崎要塞:神ノ島砲台跡 [公園内に残る砲台跡遺構] 神ノ島公園

ココは神ノ島公園の展望台です。
公園内には明治時代に築かれた長崎要塞、神ノ島砲台跡の遺構が残されています。
神ノ島砲台は1898年に着工、翌年1900年に竣工した、長崎港を防備するための砲台です。

神ノ島砲台は高砲台、低砲台とあるようですが、この遺構がどちらなのかは不明です。
着工年、竣工年は高砲台と低砲台を合わせて書きました。
正しくは1989年に低砲台、1900年に高砲台が竣工しています。

展望台から下った遊歩道の脇に、棲息掩蔽部の遺構が保存されています。

階段の上から覗いてみると、蔦に覆われた煉瓦が見え隠れしています。

これは一応保存状態にあるんでしょうね?
入り口はコンクリートで塞がれています。

公園周辺を散策すると、さらに弾薬庫ではないかと思われる煉瓦倉庫らしき遺構です。
ここも入れないようにコンクリートで塞がれています。

その横にある上部へと続く階段。

だからこの辺が砲台跡なんじゃないのかな?と思いますけど、何もないのでわかりませんね。

ほぼ地中に埋まっている壕もあるのです。
これは石原岳堡塁のように丁寧な保存とは言えませんね。
しかし、埋まってるとはいえ、一応戦時中の貴重な遺構であることには違いない。

本日8月15日は65回目の終戦記念日ですね。
そして長崎の夜は精霊流しです。今から行って来ます(笑

長崎要塞:神ノ島砲台跡 [公園内に残る砲台跡遺構] 神ノ島公園” への2件のフィードバック

  1. 地面に埋まっているけど、壊しているよりいいかも。今後、戦争遺産として保存になるといいですね。探してみるのも面白いけど地図があると場所がわかりやすくていいんだけど。

  2. yosiさん>戦争遺跡はより多くの遺構を残していってほしいなぁーと思いますね。ココは昔から知ってる場所だったけど、こういう遺構があったことは昔は知りませんでした。そうですねー地図がないとわからない場所も多数ありますしね。

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